IZU AROEの温泉話・・(最近思うこと その二)

 平成19年6月22日(金)

 先程の続きです・・・

 私の大好きな「温泉」についての 様々な問題点が、最近 次々に浮き彫りになってきました。
 少し前の、東京北区での温泉掘削中のガス爆発事故・・数日前の 渋谷のスパ施設での爆発事故・・ 大変 忍びないニュースでした。

 ここ数年の都心部での豪華日帰り温泉施設の乱立。 勿論、日々 都会の雑踏の中で心身ともに疲れ切った人々の「癒しの場」が近場に存在する・・ということは素晴らしいことだと思います。
 ただ、ほとんどの施設が 俗に言う「温泉」という名前を使用した「営利施設」(表現が適切でない、と批判されそうですが 個人的には そう見えます)。
 確かに、多くの施設が 昭和23年に制定された「温泉法」に合致した「天然温泉」を謳い文句に営業しています。
 「温泉」の定義は 1.地中から湧出するときの温度が 25度以上であれば「温泉」 2.25度未満であっても 特定の物質(遊離炭酸・リチウムイオン・水素イオン・第一マンガンイオン・ラドン等々約19種類)が一つ以上含まれていれば「温泉」
  ということになっています。
 つまり、あくまでも 個人的見解ですが・・
 最近の掘削技術の向上によって、地下を1000メートルや2000メートルを掘るのは さほど難しいことではなくなってきている(当然 多額の費用はかかりますが)訳で、特に 東京近郊のような深層地下水(天然ガスも多い訳で)が多い地域では、地下を 1000~1500メール掘れば、地下水層に届くケースが多い。
 で、一般的に 地面を100メートル掘っていく毎に 温度が約3度上昇(地下増温率)する・・・ つまり、仮に 地表温度が 20度だとすると、地下1000メートルの地温は、約50度。 1500メートルの地温は約65度・・という訳です。
  ですから、お金はかかりますが、地面を1000~1500メートルも掘削すれば、立派な「温泉」が湧出する・・ これを強力なポンプで汲み上げる・・・
 逆に、降った雨水が 地下1000メートルまで浸透するのに約50~100年もかかります。

 私が 何を言いたいのか お分かりですか?
 
 まず、最近のペースで 大深度掘削を続けていくと、明らかに 「水のサイクル」に異常が生じるのではないか・・という懸念(地盤沈下なども)
 「温泉」という定義への再考。 安易な「温泉掘削」が 様々な問題を引き起こす可能性がある・・ということ。 
 そろそろ、真剣に 各関係省庁・各温泉学会・各地の温泉観光地が もう一度「温泉」についての現代流「定義」を検討するべき時期だと思うのだが・・・

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